top of page
ao親子イメージイラスト 2.jpg

代謝内科・内分泌内科

代謝内科とは

近年増加傾向にある糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を扱っています。代謝内科の対象とする疾患は、飲酒や肥満、運動不足など生活習慣との関係が大きいと考えられています。

内分泌内科とは

体内ではさまざまな臓器からホルモンが分泌され、コントロールされています。ホルモンの過剰分泌や不足に陥った場合に、甲状腺の病気や骨粗しょう症など、内分泌系の病気になることがあります。甲状腺や下垂体、副腎、精巣、卵巣などが内分泌腺に該当します。

主な疾患

代謝内科や内分泌内科の主な疾患として、以下のようなものがあります。

糖尿病

糖尿病はインスリンのはたらきが弱まり、高血糖の状態が続く病気です。インスリンの分泌が不足する、または分泌されたインスリンが上手くはたらかない場合、血糖を細胞の中に取り込めなくなり、血中に必要以上の糖が存在し血糖値が高いまま維持されます。糖尿病はほとんど自覚がないまま進行するとされ、三大合併症として糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症があります。早期発見や予防に努め、血糖をコントロールすることが大切です。

脂質異常症

脂質異常症は中性脂肪やコレステロールなど、脂質代謝に異常がみられ、血中の脂質の値が基準値から外れている状態をいいます。動脈硬化を招く恐れがあり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞や脳出血などを引き起こす可能性があると考えられています。脂質異常症の原因として、食生活や運動不足、体質などが関係しているとされています。食事や運動などが治療の基本とされています。

下垂体機能低下症

下垂体は頭蓋骨の中にある内分泌器官で、甲状腺刺激ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなど、さまざまなホルモンを分泌して人間の体を調整しています。下垂体機能低下症は、ホルモンの分泌量が減少することにより生じ、分泌量が低下しているホルモンの種類により、症状が異なります。1種類の下垂体ホルモンの分泌が低下する場合もありますが、複数のホルモンの分泌量が低下することもあります。例として甲状腺刺激ホルモンが不足した場合、甲状腺のはたらきが低下し、体重増加や皮膚の乾燥などが生じることがあります。また副腎皮質刺激ホルモンが不足すると、副腎のはたらきが低下し、低血糖や低血圧などが生じることがあります。原因として、下垂体腫瘍や特定の炎症性疾患などが挙げられ、治療は腫瘍の外科的切除やホルモン補充療法などが考えられます。

下垂体機能低下症

下垂体は頭蓋骨の中にある内分泌器官で、甲状腺刺激ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンなど、さまざまなホルモンを分泌して人間の体を調整しています。下垂体機能低下症は、ホルモンの分泌量が減少することにより生じ、分泌量が低下しているホルモンの種類により、症状が異なります。1種類の下垂体ホルモンの分泌が低下する場合もありますが、複数のホルモンの分泌量が低下することもあります。例として甲状腺刺激ホルモンが不足した場合、甲状腺のはたらきが低下し、体重増加や皮膚の乾燥などが生じることがあります。また副腎皮質刺激ホルモンが不足すると、副腎のはたらきが低下し、低血糖や低血圧などが生じることがあります。原因として、下垂体腫瘍や特定の炎症性疾患などが挙げられ、治療は腫瘍の外科的切除やホルモン補充療法などが考えられます。

橋本病

甲状腺ホルモンは、脳や心臓、腎臓や肝臓など全身のさまざまな臓器にはたらきかけて代謝を活発にする役割があります。甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌量が低下することで生じ、その代表的な病気が橋本病です。橋本病は自己免疫疾患のひとつで、免疫の異常により慢性的に甲状腺が炎症を起こしているため、慢性甲状腺炎ともいわれます。甲状腺機能低下症にかかると、疲労感やむくみ、体重増加、便秘などがみられます。橋本病でも甲状腺機能が正常にはたらいている場合には治療の必要はありませんが、甲状腺機能低下症が生じている場合には内服薬などで治療を行うことがあります。

バセドウ病

甲状腺ホルモンが過剰に作られる甲状腺機能亢進症を引き起こす代表的な病気です。甲状腺ホルモンの過剰分泌により、手足の震え、イライラする、発汗が増える、疲労感などの症状がみられます。外からわかる症状としては、甲状腺の腫れや眼球が前方へ出ている眼球突出などがあります。原因はわかっていませんが、過労や過度のストレスなどが関係しているとされています。治療は、甲状腺ホルモンの合成を抑制する薬物療法が基本です。症状に応じた薬を服用することにより、徐々に症状が治まるといわれています。

骨粗しょう症

骨の強さが低下し、骨折のリスクが上がる病気です。骨量が減少することにより骨が弱くなり、骨折しやすくなると考えられています。骨は、新たに骨が作られる骨形成と、骨が壊される骨吸収を繰り返していますが、骨粗しょう症の場合はこのバランスが崩れることによって骨の中に空洞ができるとされています。骨粗しょう症は閉経後の女性に多くみられるため、老化や女性ホルモンが関係していることが知られています。

bottom of page